生酵素サプリを飲むだけでは痩せられない?

美容・健康コラム

「痩せるには生酵素サプリがいいって聞いたけど、本当に痩せることができるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。

生酵素サプリはあくまでも健康食品ですので、飲むだけで痩せる?と疑問を持つのは当然のことです。
しかし、生酵素サプリが人気というのも事実。

そのような疑問を持つ方にお伝えしたいこと。
「生酵素サプリは飲み方次第では効果が得られます。」

その理由は、生酵素は腸に働きかけることができる作用があるからです。
生酵素とはどんな効果があるのか知ることで、効果的に痩せることができるでしょう。

また、生酵素はダイエット効果だけでなく、野菜不足や、疲れやすさの解消にもつながるため、特に30代以上の代謝が低下してきている世代には特におススメです。

今回は、生酵素とは何なのか、生酵素の効果や効果的な飲み方、種類などを紹介していきたいと思います。生酵素を使ってダイエットや健康も手に入れたい方は、続きをぜひチェックしてみましょう。

1・生酵素とは?

生酵素で痩せる仕組みの前に、生酵素とは何なのか?そのことをしっかり理解しておきましょう。

サプリメントは正しく飲むことで効果を発揮します。
ごくまれに「綺麗になりたい、健康でいたい」という想いに付け込み、効果があまり感じられないものを提供したり、膨大広告ともいえる内容を掲げたりしているメーカーもあります。正しい知識や情報を持たずに、痩せるからという理由だけでやみくもにチョイスするのは危険です。

正しい知識を取り入れて、しっかり自分に合った生酵素サプリを手に入れるようにしましょう。

まずは基本的な5つの情報について解説していきます。

  • できるだけ加熱しない酵素のこと
  • 消化酵素と代謝酵素の働きとは?
  • 生酵素を摂ることで、事前消化を促すことができる!
  • 生酵素で本当に痩せるのか
  • 加齢により体内の酵素が減ること
  • 酵素を体内でそのまま酵素として利用するには?

1-1・できるだけ加熱されていない酵素のこと


「生」の酵素とはできだけ加熱されていない酵素のことをいいます。
生であるサプリを選ぶために、どのような加工方法で作られているか確認しましょう。

酵素は熱に弱く加熱すると壊れてしまう

なぜ、酵素が生である必要があるのか。
それは、酵素は熱に弱く、48℃以上の熱が加わることによって、酵素としての働きが失活してしまうからです。

酵素はたんぱく質の一種です。いくつものアミノ酸で構成されているたんぱく質は、熱に弱いという性質をもっています。
肉や魚など、熱を加えたものを食べてもアミノ酸の配列は変わりませんので、たんぱく質などの栄養価が下がってしまうことはありませんが、
酵素の働きは熱で失活してしまいますので、酵素を摂るという目的では、加熱をしていない生の酵素を選ぶ必要があります。

1-2・消化酵素と代謝酵素の働きとは?

食べたものは口の中の咀嚼や、胃に運ばれて消化されます。
生酵素サプリも例外ではなく、飲むと普通の食べ物と同様に消化吸収されてしまいます。

しかし、生酵素サプリを飲む目的は、事前に消化吸収を促すということにあります。

「どういうこと?」と感じる方もいるでしょう。まずは、体内にある2種類の酵素の働きを説明します。
体内には、食べ物を消化する「消化酵素」と、吸収されて代謝にかかわる「代謝酵素」があります。

【消化酵素とは】
私たちの体には、いろいろな種類の消化酵素があります。
唾液に含まれるアミラーゼのように炭水化物を分解するものや、胃液に含まれたんぱく質を分解するペプシン、膵液にある脂肪を分解するリパーゼ、などそれぞれに役割があります。消化酵素は、体に入ってきた食べ物を最小単位まで分解して吸収する働きを担っているのです。私たちの体は、分子量が大きいたんぱく質を体内に取り込むとき、たんぱく質を異物ととらえ排除しようとします。
それをアレルギー症状や、自己免疫疾患といったりするのですが、食事をとるたびに免疫機能が働いていたら体がもちませんよね。
それらを異物として判断しないように、たんぱく質をアミノ酸まで分解し、体に取り込む手助けをしてくれているのが消化酵素です。
【代謝酵素とは】
代謝酵素とは吸収した栄養分をエネルギーに変える働きを持ち、細胞を作るためにも必要となる酵素のことです。
また、体内で発生した毒素を解毒する、体の悪い部分を修復する、免疫力をアップさせるなどの働きも担っています。つまり、代謝(ダイエット)以外にも、疲労回復や免疫力アップなどの体を健康に保つ効果も期待できます。

ここで知っておきたいポイントは、2つ。

  1. 代謝酵素はもともと体内で生成される酵素で、外側から補うことはできませんが、消化酵素は食べ物などにより外側からも補うことができる。
  2. 体は代謝酵素より消化酵素の働きを優先するため、消化酵素の負担が大きい場合、代謝酵素の働きが消化酵素に回されてしまう。

そのため、ダイエット・疲労回復・免疫力アップのためには、消化酵素を節約する必要があるのです。

しかし、忙しい現代人が多く取り入れている”加工食品”などは多くの消化酵素を消費してしまいます。
ただ、消化酵素を節約することを考えると、加工食品はできるだけ控え、使用する時は単品ではなく、副菜として酵素が摂れる生野菜サラダなどをプラスすることがおススメです。

他にも、食べ過ぎや脂っぽい食事なども、消化酵素を多く消費してしまいます。

1-3・生酵素を摂ることで、事前消化を促すことができる!


体内で消化酵素が足りなければ、代謝酵素として使われる酵素は後回しになってしまい、消化酵素の優先が高くなります。
しかし、食物から摂る酵素、いわゆる食物酵素が多い食品を摂った場合、そのものが持つ酵素によって自身を消化することができます。

たとえばパイナップルにはお肉をやわらかくする酵素が多く含まれています。
たんぱく質分解酵素が含まれているためで、食事にパイナップルを取り入れれば、パイナップルが持つ酵素の働きで消化を促すことが可能です。

もう一つ、日本食でも使われる大根おろしにも、消化を促す酵素がたっぷり含まれています。焼き魚を食べても胃もたれせず食べられるのは、大根の消化酵素のおかげです。

つまり、生の食べ物には消化酵素が含まれていて、生のまま取り入れることで消化吸収を促すことができ、体内の消化酵素を節約することができるのです。

これはサプリメントでも同じことで、生の状態の酵素サプリメントを摂取することで、食物の事前消化を促すことにつながります。
海外では消化剤として使えるサプリメントが数多く販売されていますが、日本では消化剤は医薬品扱いですから、本当に事前消化に使えるサプリメントはあまりありません。

その数少ない“事前消化ができるサプリメント”として使えるのが、生の酵素を使った商品なのです。

1-4・生酵素で本当に痩せるのか?

「生酵素サプリで本当に痩せることができるのか?」
この問いは、やり方や目的を間違えている場合は、痩せないといえます。

「生酵素で痩せる」ということは、医師の間でも異論をとなえる人もいます。
宋美玄先生が言うには、次のようなことです。

「酵素はタンパク質でできているので、胃から分泌されるペプシンというタンパク質を分解する酵素でバラバラに分解されてしまいます。アミノ酸レベルまで分解されてから小腸より吸収されるので、体に取り込まれた後にどこに使われるか分かりません。」
引用元:https://p-dress.jp/articles/326

つまり、生酵素サプリを飲み、胃で分解され、アミノ酸として吸収されても、それが代謝アップに関わる代謝酵素になるとは限らないということです。
体に取り込まれたアミノ酸は「アミノ酸プール」に含まれ、そこから臓器、筋肉、交代、酵素、ホルモンなど、身体に必要な様々なたんぱく質を合成しています。

痩せるなら代謝をアップしなければなりませんが、生酵素のアミノ酸が、そのまま代謝酵素に作り変えられる保証はどこにもありません。
これはコラーゲンサプリを飲んでアミノ酸に分解・吸収され、それが肌でコラーゲンとして使われる保障はないことと同じことです。
消化酵素のサポートとしてではなく、生酵素サプリで「代謝酵素を増やしたい」という目的で飲むならば、アミノ酸を摂った方が効率的でしょう。

しかし、「生酵素を飲む→代謝酵素に作り変えられる保証はない→痩せない」と一概にはいえず、生酵素を飲むことにより体を健康に保ち、その結果代謝があがり痩せ体質をゲットすることは可能です。

それでは、生酵素サプリがどうダイエットに効果的なのかを見ていきまましょう。

① 便秘解消に効果が期待できる

生酵素サプリには、腸内にある悪玉菌を減らし、毒素を排出する効果があります。
悪玉菌が減ると、自然と善玉菌が増える環境を作ることができるので腸内環境が整います。これにより便秘解消が期待できますので、結果的に代謝がアップします。

② 栄養補給ができて間食しにくくなる

市販の生酵素サプリは、ビタミン、ミネラル、酵素など栄養素がたくさん含まれているものも多く、栄養補給としての効果も期待できます。
栄養不足の人が生酵素サプリを飲むと、栄養が満たされて、間食しなくても満足感が得られる可能性が高いです。

そもそも空腹とはなぜおきるのでしょうか?

  • 血糖値が下がることで感じる空腹
  • 水分不足による空腹
  • 栄養失調による空腹

これらの原因が隠れています。

1つめの低血糖による空腹とは、食事から一定時間がたつと血糖値が下がり、空腹を感じる仕組みのことです。

2つめの脱水による空腹感は、気が付いていない人が多いようですが、水分を摂取することで空腹感が和らぐなら、本当にお腹が空いていたのではありません。
糖分が含まれているものは、飲みすぎると肥満の原因につながりますので、糖分が含まないミネラルウォーターやお茶がおススメです。

3つめの栄養失調による空腹とは、ビタミンやミネラルの不足や、たんぱく質の不足でおこります。
特に最近注意が必要なものが、「新型栄養失調」です。
新型栄養失調は、特にたんぱく質が不足するために起きるもので、高齢者や若い女性の間でも増えています。
高齢者や極端なダイエットをする方はお肉を食べることを避けてしまう方が多いので、たんぱく質が不足し低栄養状態が引き起こされてしまいます。低栄養状態ですと、やはり空腹感も大きくなってしまいます。

人の体は水分に次いでたんぱく質が多く含まれており、食事で摂取しなければならない必須アミノ酸があります。
アミノ酸は免疫細胞、コラーゲンの生成、骨や内臓の維持、ホルモン生成など多数の場所で使われており不足すれば体を維持することはできません。

つまり栄養が不足している状態は、体が維持するために、空腹感も強くなってしまいます。
生酵素にはアミノ酸も含まれていますから、不足していたアミノ酸が補われれば、空腹感が和らぎ間食が減って痩せることが期待できます。

③ 消化酵素をとることで事前消化を促す

先ほどの食物酵素を摂ることで、事前消化を促すことについて説明しましたが、同様に、麹菌由来の酵素も、事前消化を促す作用があるので、消化酵素の節約につながります。
体内のアミノ酸消費量を少なくして、代謝酵素にいきわたる量を増やすことができます。

事前消化を促すなら、食事と一緒に生の食材をとるだけでも促すことはできます。
大根おろしや漬物を添える方法や、納豆を食べてナットウキナーゼを摂取する方法でも、麹菌由来の生酵素サプリと同じ効果が期待できます。

飲んだだけで痩せるサプリはない

生酵素サプリのダイエット効果を見ていきましたが、注意しておきたい点は、何かを飲んだだけで痩せるサプリはないということです。
もしあったとすれば医薬品レベルで、健康食品としては売られていないでしょう。
そんな夢のような成分があれば、肥満治療の薬として活用されているはずです。

要は、痩せるというサプリは、飲むだけで痩せるのではなく、飲むことにより体を健康に保ちダイエットを助ける。
いわゆるサポート役としてのサプリという意味で考えておいた方が良いでしょう。

運動やバランスが良い食事を摂ることは基本で、それらを助ける役割がサプリだと認識しておきましょう。

結局は摂取カロリー<消費カロリー

痩せるためには、やはり、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことが大切です。

  • 生酵素サプリだけで短期間のダイエットを目指す人
  • 生酵素サプリに依存し食べ過ぎてしまう人
  • 炭水化物が多い食事を改善しようとしない人
  • 運動を少しも増やそうとしない人

このような人には、生酵素サプリはおススメしません。

生酵素は、主に便秘解消や栄養補助、そして事前消化を促すために飲むものであって、これを飲んだからといって脂肪が減るわけではありません。
しかし、代謝に必要なビタミンを摂取すること、便秘を改善することにより毒素が排出し代謝があがることで痩せやすくなるなど、結果的にダイエット成功へ結びつくことが可能になります。

バランスのとれた食事、適度な運動に、サプリメントを加えて上手にダイエットに活用するように心がけましょう。

1-5・加齢により体内の酵素が減ること

よくいわれるのが、「加齢により体内の酵素が減る」ということ。
そのとおり、年齢が上がるにつれて体内で生成される酵素の量は減っていくため、外側から酵素を補うことが大切です。

酵素とはたんぱく質の一種で、化学反応を触媒するものです。
たんぱく質の材料はアミノ酸で、食事から取り入れたたんぱく質がアミノ酸に分解され、分解されたアミノ酸を再び必要な際に合成させ、酵素として生まれ変わらせています。

以前は、酵素はたんぱく質からできているので、たんぱく質を摂れば体内でいくらでも酵素ができると考えられていました。
しかし、最近になり「一生に作られる酵素の量は、個人で決まっている」ことが分かりました。従って、酵素の無駄使いを減らすことが大切です。

そのためには、消化酵素を無駄に使う可能性が高い加工食品や糖分が多い食事などを避け、バランスが良い食事をとることが大切です。また、生食は酵素が多く含まれているので生野菜や刺身など熱を加えないローフードもおススメです。熱を加えないことでビタミンやミネラルが壊れにくく、体に必要な酵素がしっかり摂ることができます。

ところで、なぜ年齢とともに酵素が少なくなるのかというと、いくつかの理由があります。

  • 材料となるアミノ酸が減っている
  • 内臓機能が低下し消化力が低下している

などが考えられます。酵素は無限に作られるわけではないので、無駄に使えば使うほど、早く老化することにつながります。

高齢になると、食が細くなり、肉などの脂肪分がある食事は自然と少なくなることが多いのでアミノ酸の量が減ってしまったり、内臓機能が低下することにより酵素が不足したりするので、バランスの良い食事と、生酵素を取り入れて補充していくことがおススメです。

1-6・酵素を体内でそのまま酵素として利用するには?

生酵素を摂取すると体内でアミノ酸として分解されますが、それをそのまま酵素として利用するには、たんぱく質合成に必要となる栄養素を補う必要があります。
まずは、たんぱく質の合成と、アミノ酸プールについて説明していきましょう。

生酵素を摂取すると、たんぱく質は胃で消化されます。
するとアミノ酸の少ないポリペプチドという形になり、膵液の消化酵素によってさらに切断されオリゴペプチドになるのです。
小腸ではさらに小さなアミノ酸へと分解され、体に取り込まれ再びたんぱく質へと合成されます。

アミノ酸は食品から得たものと、上記のように体組織を分解して得たものの2種類があります。
これらが混ざり合って「アミノ酸プール」となり、必要性に応じてアミノ酸が使われ各物質へと生まれ変わるのです。

  • 骨や筋肉、髪や爪など体の構成成分
  • 酵素
  • ホルモン
  • 免疫細胞

これらもアミノ酸プールから合成されています。

酵素を組み立てる部品が必要

生酵素で摂取したアミノ酸を体内で合成させるには、栄養素が必要となります。
それは、ミネラル・ビタミンC・ビタミンB群・糖質の4つです。

    • ミネラル

ミネラルはたんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、合成される際に使われます。

    • ビタミンC

肌の弾力やキメなどに関わるコラーゲンを生成するためには、ビタミンCが必要です。アミノ酸合成には大切なビタミンになります。

    • ビタミンB群

特に、ビタミンB6はたんぱく質の分解、またビタミンB12は、たんぱく質の合成やエネルギーの産生に必要な栄養素になります。生酵素サプリにビタミンB群が含まれているものがベストです。

    • 糖質

意外と見逃しやすいのが、糖質の摂取です。
糖質は体のエネルギー源で、極端に不足するとエネルギーを作り出すために、筋肉などのたんぱく質を削ってアミノ酸を生成させてしまいます。
ダイエット中だからといって完全に糖質をカットしてしまうのは、かえって代謝アップに必要な筋肉を減らしてしまいます。
しかし、糖質の過剰は肥満を招く可能性が高いので、摂りすぎには注意しましょう。

2・生酵素はどんな人におすすめ?

生酵素サプリは5つの目的で使うことができます。

  • 野菜不足
  • 疲れが取れない
  • 便秘解消
  • ダイエット
  • 胃腸の調子を整える

具体的にどんな効果が期待できるのか解説していきます。

2-1・野菜不足

生酵素サプリには野菜や果物の成分が含まれているものが多く、野菜不足を解消します。野菜や果物には、ビタミンやミネラルが多く含まれていますので、普段、外食が多く、栄養バランスが整いにくい方に最適です。

野菜不足を解消させるには、市販の野菜ジュースやスムージーを活用する方法もありますが、これらの飲み物には糖分が多く含まれているため、ダイエット中の方にはあまりおススメできません。
なぜなら、血糖値が上がると脂肪を溜め込むインスリンが分泌するからです。
砂糖入りの飲み物は、あくまでも嗜好品として考えるのが良いでしょう。

酵素サプリなら糖質の量が少なく、マルチビタミンサプリを飲むような感覚で利用でき、足りない栄養素を摂取しやすくなっています。

2-2・疲れが取れない

近年、慢性疲労症候群という病気が増えています。
この病気の原因は、はっきりと解明されていない部分もありますが、ストレスによる自律神経の乱れが原因であることが多いようです。

自律神経とは、体温や呼吸、心拍数などを無意識のうちに調節する器官のことで、ストレスが多くあると、脳の神経伝達物質が減り慢性的な疲労を引き起こすといわれています。言い換えれば、脳の疲れが原因であるとも考えられます。

脳の疲れにより、活性酸素が増え細胞がダメージを受けてしまいますが、生酵素サプリを摂ることにより、活性酸素から体を守ってくれますので、疲労がたまりにくく、健康を保ちます。
私たちの体にはもともと活性酸素を取り除くSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)という酵素が備わっています。

しかし、現代社会では環境汚染や食品添加物、紫外線、ストレスなどが原因で活性酸素が多く発生してしまい、体内のSODによる抗酸化作用が追い付かなくなっているといわれています。さらにSODは年齢とともに減少しやすく、40歳以降は急激に減少することが分かっています。
生酵素を摂取すると、消化酵素の無駄使いを減らすことができますので、生酵素に含まれるアミノ酸が体内のSOD生成に役立てることができたら、結果的に脳の疲労を改善することができると考えられます。また、生酵素に含まれる野菜類などに抗酸化作用が多く含まれていますので、その点でも生酵素は体の錆びつきを防止する効果が期待できます。

2-3・便秘解消

生酵素サプリを利用して便秘が解消される人がいるのは、排泄にも酵素が関与しているといわれているからです。年齢を重ねると、消化吸収のシステムがうまくまわらず、排泄物が体内に残りやすくなります。しかし生酵素を使用することにより消化吸収を助け、腸内環境を整えることができるので便秘を改善します。
また、酵素を利用し便秘解消効果をアップしたい場合は、朝食のとり方にも注意してみましょう。
午前中は尿や便を排泄する時間帯で、このときに消化吸収に負担をかける食べ物をとると、消化酵素を多く消費し、排泄にまわる代謝酵素が少なくなってしまいます。

そのため、午前中はフルーツや野菜など、酵素が生のまま摂れる食べ物がおススメです。生で食べると加熱により酵素が壊れることも少ないので、酵素をしっかり補給することができます。
消化酵素が少ない状態では、未消化の食べ物が腸に届き、腐敗が始まり、腸内環境が悪化してしまいます。便秘解消するには、生酵素サプリを摂取するとともに、朝食は生の食材を意識して摂るようにしましょう。
また、事前消化に使える麹菌由来のものは、
消化酵素の節約となり、しっかり食べ物を消化して、腸の腐敗を防ぐことができますので生酵素でも何を摂るかお悩みの方は、麹菌由来をチョイスしてみると良いでしょう。

2-4・ダイエット

「生酵素サプリを飲むだけでみるみる痩せていく」そのような夢のような話はありえません。
サプリはあくまでも、ダイエット補助にはなってくれますが、根本的な太る原因を排除しなければ痩せることはできません。
ダイエットに必要な要素はとてもシンプルです。

  • 酵素を摂取する
  • 血糖値をあげすぎない
  • 食物繊維をとる

この3つがポイントです。

酵素を摂取する

酵素が含まれる食材を積極的に取り入れることで、消化がスムーズになり、代謝酵素にいきわたるアミノ酸の量が多くなります。
普段、生の食材が食べられる機会が少ないのであれば、生酵素サプリを普段の食事でプラスしても良いでしょう。朝食は酵素たっぷりのフルーツ、昼食や夕食は大根やキャベツなどの野菜を選ぶだけでも、酵素をたくさん取り入れることができます。

血糖値をあげすぎない

次に血糖値のコントロールが重要なのは、血糖値を急激に上げすぎないことです。血糖値が急激に上がると、脂肪を溜め込むインスリンの量も多く分泌されてしまいます。そして、余った糖質はインスリンによって脂肪に変えられてしまいますので血糖値を急激に上げる食事は避けなければなりません。

食物繊維をとる

食物繊維は血糖値を調節する機能がありますので、食物繊維が多く含まれる野菜を多く食べることで脂肪は付きにくくなります。

あわせて炭水化物がメインの食事や、甘いスイーツもできるだけカットするようにしましょう。
まったく糖質をとらないと、筋肉を分解してしまいフラフラになりますから、主食を1/2~1/3くらいに留めておくのがおススメです。

血糖値をゆっくり上げ、脂肪をつきにくくする食べ方は、野菜や汁物→メインディッシュなどのたんぱく質→主食の順番で食べると良いでしょう。野菜や汁ものを最初にとることにより、自然と主食を減らすことができます。

2-5・胃腸の調子を整える

先述した通り、生酵素に麹酵素が含まれているものは、事前消化としても使いやすく、消化の負担を減らすことができます。
その結果、胃腸の調子を整えるのに役立ちます。
脂っこいものを食べると胃もたれしやすい年齢の方や、早食いをしてしまい胃腸に負担をかけてしまう方にも、生酵素サプリはおススメです。

また、普段から胃腸の調子が悪くなりやすい方は、よく噛むことを心がけてみましょう。
唾液には消化酵素が含まれますので、食べ物の消化を促し胃腸の働きを助けます。
また、唾液に含まれる酵素には、がんを抑制する酵素が含まれています。
よく噛むことは胃腸の健康を守るだけでなく、体全体の健康対策にもつながります。

3・生酵素とはどんなものがあるのか?

酵素サプリには製造方法がいくつかありますが、生酵素のサプリの製造方法で代表的なものは「フリーズドライ」と「低温カプセル製法」の2種類です。
サプリ選びの際にどちらを選ぶとよいのか、知識として取り入れておきましょう。

3-1・フリーズドライ

フリーズドライ製法は、もともと輸血用の血液を遠隔地の病院に送るために開発され、主に医療現場で発展していきました。
それが食品にも取り入れられるようになり、インスタントコーヒーや即席麺にも技術が応用され、広い分野で活用されるようになりました。
フリーズドライとは、真空状態にして気圧を下げて乾燥させる技術です。
例えば、通常のお湯は100℃が沸点なのに対し、気圧が低い山の上はもう少し低い温度でお湯が沸きます。
さらに気圧を下げていくと沸点も下がり、沸騰する際に気化熱が奪われていきます。このようにして、真空状態で乾燥させる技術がフリーズドライです。そして、
この技術を利用したのが、生酵素のフリーズドライ商品です。

フリーズドライで作られた生酵素は、原料を加熱していません。
酵素はたんぱく質の一種で熱に弱いため、フリーズドライなら酵素は失活せず、栄養価も損なわれることもなく、そのままの形でカプセルに詰めることができます。

3-2・低温カプセル製法

原料にできるだけ熱を加えず、カプセルに詰める方法のことです。
フリーズドライと比べて熱を加えていますので、何度で加工しているか確認する必要があります。

酵素は48℃以上で完全に失活してしまうため、これ以下の低温熟成させた素材を詰めたものを選ぶようにしましょう。
酵素ドリンクは食品衛生法により、加熱処理が義務付けられているため、後から酵素を加えているか、熱に強い耐熱性酵素を使っていなければ、生の酵素は含まれていません。

一方でペースト状にする場合は加熱処理の義務はないため、低温加工が可能です。
フリーズドライ以外の生酵素サプリでは、比較的ペースト状のものが多くなっています。

4・生酵素サプリの効果的な飲み方

ダイエット目的で生酵素サプリを活用する場合、効果がアップする飲み方を心がけてみましょう。

4-1・食前に飲む

生酵素サプリは食前に飲むと、消化をサポートしてくれます。
ダイエットのポイントは、消化酵素の割合を減らして、体内のアミノ酸を効率よく代謝酵素に回すことが大切です。加工食品や加熱した食べ物には酵素は含まれていませんので、消化を助けるために、食前に生酵素サプリを活用しましょう。

また、食べ物のなかにも消化を促す食品があります。
サプリを飲めない時は、意識して食べ合わせをチェックし、消化力を高めるように心がけましょう。

例えば、

  • 焼肉にはキムチの乳酸菌
  • 焼き魚に大根おろしの酵素
  • 揚げ物にレモン汁をかけて食べる

などがあります。食べ合わせを工夫することで消化力がアップでき、余計な糖質や脂肪の蓄積を防ぐことができます。

まとめ

生酵素サプリは、飲んだだけで痩せる商品ではないことが理解できたのではないでしょうか。
酵素を生のまま摂取する目的をもう一度おさらいしてみます。

  • 便秘解消でダイエット効果が期待できる
  • 栄養補給で間食を防止できる
  • 食べ物の事前消化を促し、消化酵素を節約する
  • 生酵素のアミノ酸、ビタミン、ミネラルを摂取

便秘しやすく痩せられない方や、栄養不足で食べ過ぎてしまう方、食べ物の酵素を摂取する機会が少ない方、生酵素のアミノ酸、ビタミン、ミネラルの摂取目的の方におススメします。

また、痩せるためには、脂肪になりやすい食生活の改善と、適度な運動が必要です。
生酵素サプリだけに頼らず、バランスが良い食事、適度な運動を取り入れるようにしましょう。運動は、エレベーターを使わず階段を使う、買い物は歩いて行くなどの普段の生活の中でも増やすことは可能です。

ぜひ生酵素サプリを上手に活用して健康、ダイエット、美容に取り入れてみましょう。