亜鉛の効果を男女別に紹介!夫婦で飲みたい亜鉛サプリ

美容・健康コラム

亜鉛の効果「亜鉛は薄毛によいと聞いたけど本当?」
「妊活に亜鉛を飲んでみたいけどちゃんと利くの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。

結論からいうと亜鉛は薄毛や妊活対策に使えるといえます。
なぜなら、亜鉛は体をつくるのに必要なたんぱく質合成に関わるミネラルだからです。

今回は亜鉛を摂取したときに得られる効果や、そのメカニズムを簡単に紹介したいと思います。
男性編6選、女性編4選、男女共通2選でそれぞれの効果を解説していきますので、気になる項目をチェックしてみてください。

1・亜鉛の効果【男性編】6選

まずは亜鉛を摂取したときの、男性が得られる効果について解説していきます。
期待できる効果は6つです。

  • 育毛効果
  • 身長が伸びる
  • 精子の質を改善
  • コレステロール対策
  • アルコール分解
  • 筋肉増強

これらの効果はおもに男性が求める内容ですから、男性が亜鉛サプリを摂取するときにチェックしてみてください。

1-1・育毛効果

育毛を実感する男性

髪の毛はケラチンと呼ばれるたんぱく質からできていますから、たんぱく質合成に必要なミネラル”亜鉛”は、髪を増やす過程で必要な栄養素。
市販の育毛サプリやAGA治療で使われるサプリなどにも、亜鉛は含まれていますよね。

ここで、髪の毛が作られているメカニズムを簡単に説明します。
頭皮には、髪の製造工場である毛母細胞があり、そこで細胞分裂がおきることで髪の毛が成長します。
毛乳頭にはアミノ酸が中心となった栄養素が血液により送り届けられ、その栄養によって髪(たんぱく質)に作り替えられているのです。

この毛母細胞が分裂を繰り返すには、毛根にある毛乳頭に栄養が行き届く必要があるため、髪を成長させるには、体内のアミノ酸をたんぱく質に合成するための”亜鉛”が必要になるのです。

1-2・身長が伸びる

身長が伸びるとは骨の端にある軟骨部分の「骨端線」が成長することです。軟骨の主要成分はたんぱく質。
身長が伸びるためには、食事でたんぱく質を摂取して、アミノ酸まで分解し、それを再び軟骨(たんぱく質)へと合成する働きが必要となります。

亜鉛はたんぱく質の合成に関わるミネラルのため、子どもの身長を伸ばす際にも欠かせません。
骨端線は思春期の終わり(男子は17〜18歳前後、女子は15〜16歳前後)には消えてなくなりますから、それまでに骨の成長に必要なたんぱく質と亜鉛をしっかり補給することが大切です。

1-3・精子の質を改善

子どもを抱っこする男性

海外では亜鉛のことを「性交に必要なミネラル」として認知度が高く、精子の質を上げて、精子の数を増やす栄養素として利用されています。
亜鉛はたんぱく質合成に関わるミネラルですから、精子の奇形を防ぐためにも役立つ栄養素です。

注目したいのが、筑波大学の研究により”男性不妊の原因のひとつが「アクロソームタンパク質 ACRBP 」の欠損である”という発表。
アクロソームとは精子の頭部を覆っている器官のことで、正常に形成されるためには、ACRBPというたんぱく質が必要だということがわかっているそうです。

たんぱく質の合成といえば亜鉛が必要ですから、男性不妊の対策として亜鉛サプリを摂取することは、不妊の原因のひとつを取り除く可能性があるでしょう。

1-4・コレステロール対策

実は総コレステロールの80~90%は肝臓で合成されており、食べ物からの影響はわずか10%程度です。
もともと私たちの体にはコレステロールを調節する働きが備わっていて、ちょうどよい状態に保たれています。

ところが、肉を中心とした食生活や運動不足があると、血中の悪玉コレステロールを上げることがわかっています。
そのため、コレステロールを下げるには、バランスの良い食事と運動が欠かせません。

食事に注意する場合は、糖質や脂質の代謝に関わる酵素を合成させる働きが必要です。
亜鉛は酵素に関与するミネラルで、コレステロール対策に使うことができます。

さらに亜鉛には抗酸化作用が期待でき、活性酸素の作用で血管が傷ついてしまうのを予防すると考えられています。

1-5・アルコール分解

乾杯する風景日本人の約40%はお酒に弱い体質だと言われています。
大人になるとどうしてもお酒を飲む機会が増えますが、年齢を重ねるごとにアルコール代謝が低下していると感じる方は少なくありません。

アルコールを分解するためにはアルコール脱水素酵素やアルデヒド脱水酵素が必要なので、酵素に関わる亜鉛を摂取してみましょう。
アルコール分解酵素の合成を高めれば、年齢による影響を受けにくくなる可能性があります。

1-6・筋肉増強

亜鉛は筋トレをとり入れる方に人気の栄養素。
その理由は筋肉がたんぱく質でできていて、亜鉛がたんぱく質合成に関わるミネラルだからです。

筋トレをすると筋繊維が破壊され、それが修復(合成)されることで筋肉が太く強く成長します。
繊維の回復にはたんぱく質が必要なので、亜鉛が十分足りていると、筋肉の合成力を高められると考えられます。

2・亜鉛の効果【女性編】4選

亜鉛による女性が期待できる効果は、4つあります。

  • 美髪効果
  • 美肌効果
  • 貧血対策
  • 女性ホルモン対策

それぞれ気になる項目をみていきましょう。

2-1・美髪効果

男性の育毛効果で解説したように、亜鉛は髪の合成に必要となる成分です。
美しい髪をつくるためにも、亜鉛は欠かせません。
髪にはケラチンというたんぱく質でできていますから、美髪を目指す方にも亜鉛はおススメです。

2-2・美肌効果

美肌の女性亜鉛を摂取すると美肌にみちびくのは、肌の主成分がたんぱく質で亜鉛が細胞の合成に関わっているからです。
さらに亜鉛の抗酸化作用により、シミやシワの予防になると考えられています。

  • 肌が荒れやすい
  • 爪が割れやすい
  • 傷の治りが遅い

このような症状がある方は、亜鉛不足が疑われます。

また、亜鉛はコラーゲン合成に役立つのも魅力のひとつです。
コラーゲンもたんぱく質の一種ですから、亜鉛が欠かせません。
コラーゲン合成にはビタミンCの協力も必要なので、美肌を目指す方は、亜鉛と合わせてビタミンCを摂取するのがおススメです。

2-3・貧血対策

亜鉛は赤血球の産生にもかかわるため、貧血ぎみの方にもおすすめです。
赤血球は血液によって全身に運ばれ、体の隅々まで酸素を届ける働きや、二酸化炭素を受け取る機能など、やい刹那役割を担っています。

亜鉛は汗と一緒に排出しやすい性質を持っているため、スポーツをしている方で貧血を感じる方は亜鉛欠乏性貧血の心配があります。
また、透析をしている方も亜鉛が不足しやすいため注意してください。

2-4・女性ホルモン対策

綺麗な女性ホルモンもたんぱく質からできているため、亜鉛が不足するとたんぱく質合成力が落ちてしまい、女性ホルモンが減少します。
女性ホルモンを分泌するには、黄体形成ホルモンや卵巣刺激ホルモンの分泌が必要となっており、亜鉛はこれらのホルモン合成にも関わっているのです。

思春期の子どもが亜鉛不足になると、性成熟が遅れる可能性があります。
女性ホルモンのバランスを整えることは妊活中の方には重要ですから、亜鉛は妊娠を希望する方にもおススメです。

3・男女共通の効果2選

亜鉛には男女共通の効果もあります。

  • 免疫力アップ
  • 疲労回復

これらは性別に関係がなく、多くの方が得たい効果でしょう。

3-1・免疫力アップ

亜鉛は免疫細胞のシグナル伝達物質として働いています。
シグナルとは、体内に異物が入ってくるとその情報を免疫細胞に伝える機能のことです。
この働きを利用し体内の亜鉛濃度を調節すると、免疫作用をコントロールすることが、国立大学法人大阪大学の研究発表により明らかになっています。

3-2・疲労回復

亜鉛は貧血による疲労回復効果や、免疫力を高める働き、活性酸素の除去などの作用によって、疲労回復にもよいとされています。
脳にはたくさんの亜鉛が含まれており、ストレスによる疲労対策にもおススメです。

まとめ

私たちの体に亜鉛が必要なのは、亜鉛がたんぱく質合成に関わるからです。
たんぱく質は体を構成する成分で、免疫や酵素、ホルモンも含まれます。
食事から得たたんぱく質はアミノ酸に分解され、再びたんぱく質に合成される際に、亜鉛は必要です。
紹介した効果を得たい方は、積極的に亜鉛を摂取してみましょう!